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中古マンションの広告掲載を終了するタイミングは?購入に役立つ情報もご紹介

中古マンションの広告掲載を終了するタイミングは?購入に役立つ情報もご紹介

中古マンションの広告は、いつまでも掲載されるわけではありません。
いつの間にか掲載終了しており、情報が見つからなくなったケースは少なくないでしょう。
そこで今回は、中古マンションの広告が掲載終了するタイミングがいつなのか、物件を逃さないための知識をご紹介します。

中古マンションの広告が掲載終了するタイミングはいつなのか

中古マンションの広告が掲載終了するタイミングはいつなのか

中古マンションの広告は、いつまで掲載されている仕組みなのでしょうか。
以下で掲載終了するタイミングはいつなのか見てみましょう。

申し込みがあった場合

基本的に広告掲載終了は、中古マンションに申し込みがあったタイミングです。
具体的には、管理会社へ申込書が届き、内容を確認できた時点で、物件情報が流れなくなります。
そのため、一定期間広告掲載があると決まっているのではなく、あくまでも先着順でのタイミングで決まると考えると分かりやすいでしょう。
また、もし中古マンションの内見をして、その際に「この物件を購入したいです」と伝えても、まだ広告の掲載は続いています。
あくまでも申し込みをおこない、管理会社が確認できた時点でストップになる点に注意しましょう。

売買物件の場合

先述したのは、中古マンションだった場合のケースです。
もし売買物件の場合は、賃貸物件とは異なる仕組みとなるため注意しなくてはなりません。
売買物件は、買付証明書と購入証明書を記入し、売主に提出する必要があります。
しかし、これらの書類を売主が確認したタイミングで、広告掲載が必ずしもストップになるわけではありません。
住宅ローンを利用して購入する場合、事前審査が通過していないと広告掲載を止められないためです。
もし住宅ローンの事前審査がとおっていれば、よほどの問題がない限り審査に通過すると考えられるため、広告の掲載を止めてもらえます。
また、値引きの相談を売主にしていた場合も、広告の掲載が終わらない場合もあります。
不安な場合は前もって仕組みやタイミングを確認するのがおすすめです。

基本的には物件が売れたかによって判断される

基本的に広告の掲載終了タイミングは、物件が売れたかによって判断されます。
売れた物件は広告掲載をストップしないと、別の購入希望者から連絡が来てしまい、現場が混乱してしまうためです。
「すでに売れている」と購入希望者に伝えるのも、残念な気持ちにさせてしまいます。
このようなリスクを回避する目的で、物件の売却が正式に決まった時点で広告の掲載が終わりになります。
しっかりとした背景事情があって掲載終了になる仕組みですが、物件情報を常にリサーチしている方にとっては、あまりに急な出来事で驚かれるかもしれません。

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中古マンションを購入するチャンスを逃さないためのコツ

中古マンションを購入するチャンスを逃さないためのコツ

希望条件に合う中古マンションを逃さないためにも、以下でご紹介するコツを意識してみてください。

中古マンションはいつなくなるか分からない

中古マンションの情報は、突然掲載終了になってしまうため、驚いてしまう方が多いでしょう。
新築物件の場合突然なくなる心配はありませんが、中古になると突然なくなるため注意が必要です。
新築は徐々に物件が売れていくのに対し、中古は急に物件情報が削除されてしまうため、タイミングを逃すと購入できません。
まずはどのような物件を購入したいのか、イメージを明確にしておきましょう。
イメージが明確ではないまま物件探しをしていると、通常取りもスムーズに情報収集ができなくなり、せっかく素敵な物件を見つけてもすぐに売れてしまう場合があります。
希望条件がある程度定まっていれば、毎回類似のマンションを探していれば、新しい情報をすぐにゲットできます。

一点もののような感覚

マンションが突然売れてしまうのは、一点ものの商品が売れてしまい、再入荷がないと言われる感覚と似ています。
一度売却が決まってしまえばそれまでなので、「一点もの」の物件を逃さないように相場をリサーチしましょう。
相場をある程度把握できれば、前述した希望条件をより絞って物件探しができます。
もし正確な相場が知りたい場合は、ネットで調べるのではなく不動産会社に相談するのもおすすめです。
プロ自らがアドバイスしてくれる環境なら、サービスに安心感を得られるでしょう。

事前登録もおすすめ

気になる物件を調べる際には、広告を掲載している業者のサイトに問い合わせましょう。
その際は自分が希望している物件の特徴を伝え、情報が出たら連絡がほしいと伝え、事前登録をおこないます。
事前登録ができていれば、より素早く物件情報を入手できます。
また、住宅ローンの事前審査も効果的です。
事前審査ができれば、もし希望条件に合う物件が見つかったとき、すぐに申し込み手続きをおこなえます。

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掲載終了後にその中古マンションを購入できる可能性

掲載終了後にその中古マンションを購入できる可能性

広告の掲載終了後、物件を購入できる可能性があるのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。

掲載終了後も購入は可能

必ずしもではありませんが、広告が掲載終了していても、物件の購入ができる場合があります。
通常は物件情報の募集期限が3か月ごとに設定されています。
この際に、3か月間の間に物件情報の売却価格を見直す目的で、一時的に物件情報がなくなる場合があるのです。
当然ながらこの場合は、金額の見直しがおこなわれた後に再度広告掲載がおこなわれます。
このようなケースは多くの場合、大手のある業者にだけが物件情報を取り扱っており、販売活動をしてもなかなか決まらない場合に起こります。

掲載終了後も申し込みできる場合も

もし広告情報が掲載終了していても、申し込みできる場合もあります。
これは、不動産会社が物件情報の更新をうっかり忘れてしまっている場合です。
不動産情報は自動的に更新されるわけではなく、あくまでも不動産会社のスタッフがおこなっています。
人の手でおこなう作業だからこそ、人為的なミスはゼロにできません。
そのため、情報更新が忘れられたままになっているだけで、実は申し込みできる状態の可能性もあります。
また、経費の都合によって他の物件と広告を変えた可能性も考えられます。
この場合は新たな物件情報が広告表示されますが、もともとの物件はまだ申し込みできる状態です。

不動産会社へ問い合わせを

もし気になる物件情報が見つかった場合は、不動産会社へ問い合わせましょう。
たとえ物件の掲載が終了していても、先述したような事情が絡んでいれば、申し込みできる可能性があります。
申し込みさえ問題なくおこなえば、晴れて理想的な物件の購入に至れるので、広告の掲載が終わっているからといって諦めないようにしましょう。
ただし、注意したいのがおとり物件です。
これは広告がまだ掲載されている状態なのに、申し込みができない物件を指します。
申し込みができない物件をわざわざ掲載するのは、集客を目的としているからです。
その物件に興味関心を抱いた方が不動産会社へ問い合わせた際、もう物件が決まっていると伝えたうえで、他におすすめのマンションがあると営業をかけます。
そのため、広告が掲載されていても、断られてしまう可能性もゼロではありません。
いずれにしても、マンションを購入する際は不動産会社へ相談し、物件の申し込みができるかを尋ねてみてください。
スタッフが申し込みの可否を教えてくれるので、気になる物件があれば早めに問い合わせましょう。

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まとめ

中古マンションの掲載終了タイミングは、具体的にいつと決まっているわけではなく、申し込みがとおった段階と考えてください。
情報を逃さないためにもしっかり物件情報をリサーチしつつ、気になる点は不動産会社へ相談しましょう。