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居住中の中古マンションの内覧予定の方向け!内覧のポイントや注意点も解説

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居住中の中古マンションの内覧予定の方向け!内覧のポイントや注意点も解説

家主が居住中のマンションの内覧であれば、居住中の様子が伺えるので、居住後の生活イメージがしやすいですよね。
また、居住中のマンションの内覧は、家主に直接質問ができる良い機会でもあります。
しかし、居住中であるがゆえに、配慮しなければならないことがあることをご存じでしょうか?
そこで、今回は家主が居住中のマンションを内覧する場合のポイントや内覧する前の事前準備、内覧する際の注意点を解説します。

家主が居住中のマンションを内覧する場合のポイント

家主が居住中のマンションを内覧する場合のポイント

家主が居住中のマンションを内覧する場合、具体的にどのようなポイントがあるのでしょうか。
ここでは、3つの視点から内覧のポイントを解説していきます。

居住者への配慮

家主が居住中のマンションを内覧する際は、住人への配慮を忘れずに行動することが重要となります。
とくに、プライベートな空間を見たい時には、住人へ声をかけることを意識しましょう。
また、勝手にものに触れたり、動かしたりすることが無いようにしなければなりません。
売主からすると、マナーを守れない、家を大切にしてくれない方には、家を売りたくないと感じることもあるでしょう。
お互いが気持ちの良い取り引きができるように、住人への気遣いも忘れないようにしましょう。

積極的にコミュニケーションを取る

家主が居住中のマンションを内覧する際は、居住者と積極的にコミュニケーションを取ることも重要です。
なぜなら、物件の実態や住み心地や近隣の状況などをより深く理解し、将来の生活をイメージできるからです。
例えば、挨拶を交わしながら住み心地を尋ねたり、近隣の雰囲気や騒音状況について質問したりしましょう。
効果的なコミュニケーションのために、事前に聞きたいことをリストアップしておくことも大切です。
居住者とのコミュニケーションから得られた情報をもとに、物件の魅力や課題を客観的に評価し、自分に合った物件かどうか判断しましょう。

内覧時に売主に聞くことをまとめておく

先述したように、内覧前に聞きたいことをリストアップし、売主に適切な質問をすることは重要です。
なぜなら、物件の状態や管理状況を正確に把握し、将来の居住環境を判断できるからです。
質問項目の例として、壊れて交換が必要な設備の有無やリフォームの履歴、今後の修繕予定などが挙げられます。
ほかにも、周辺施設や騒音の有無など、周辺環境の様子を尋ねると良いでしょう。
このような質問をリストにし、優先順位をつけて内覧時に聞くことで、後悔のない物件選びができるでしょう。

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居住中の中古マンションを内覧する前の事前準備

居住中の中古マンションを内覧する前の事前準備

内覧では確認したいことが沢山あると、思っている以上に時間がかかってしまいます。
内覧を短時間で効率的に済ませるためには、どのような事前準備が必要になるのでしょうか?

内覧前の事前準備

まず、内見する前の準備として、物件情報の図面を見ながら、主寝室や子ども部屋といった部屋の用途を決めましょう。
また、引っ越し後も使う予定の家具は、必ずサイズを測っておき、図面をみながらレイアウトしておくと良いでしょう。
レイアウトするだけでなく、搬入経路の確保や設置する場所に問題が無いか確認することも大切です。
内覧当日は、家具をレイアウトした図面と照らし合わせながら、搬入経路や家具を置く場所の寸法を測ります。
とくに、冷蔵庫やベッドなどの大きな家具・家電は、搬入がスムーズにできるかどうか、レイアウトも含め確認できると安心です。

確認することをリストアップ

先述たように、居住中の場合であれば内覧で家主に質問を準備しておくことが効果的であることをお伝えしました。
家主への質問のほかにも、内覧をスムーズに進めるためにはカテゴリーごとに確認することをリストアップしておくと便利です。
例として、「外観・共用部分」「室内」「周辺環境」に3つのカテゴリーに分けておくと、整理しやすいでしょう。
また、実際の生活をイメージしながら、疑問点や気になる点を明確にしておくと、重要なポイントを見逃すことなく内覧をおこなえるでしょう。
このようにリストアップしておくことで、見落としなく確認ができるほか、家主への質問もまとめられ、時間短縮につながります。

内覧に持っていく物

限られた内覧時間を効率的に活用し、物件の状態を正確に把握するため、適切な持ち物を用意することが重要です。
メモ帳とペン、カメラ機能付きスマートフォン、メジャーなどは、必ず持っておきたいアイテムです。
当日、メモしきれない場合はカメラ機能付きスマートフォンを利用して、写真や動画に保存して、後から確認できるようにしておきましょう。
また、メジャーは先述したように、部屋の寸法を測ったり、家具の配置を確認したりするのに役立ちます。
さらに、居住者への配慮として上履きや靴下を用意することも大切です。
これらの準備により、内覧をより効果的におこない、適切な購入の判断ができるように情報を集めておきましょう。

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居住中の中古マンションを内覧する際の注意点

居住中の中古マンションを内覧する際の注意点

ここまでは、居住中の中古マンションの内見時においては、内覧のポイントや事前準備が必要であることをお伝えしてきました。
それにくわえて、内覧者も売主側からジャッジされているという視点を忘れてはいけません。
では内覧をする際には、どのような点に注意をした方が良いのでしょうか?

直前のキャンセルや遅刻をしない

まず、キャンセルに関する配慮が極めて重要です。
なぜなら、内覧は売主、仲介会社、購入希望者のスケジュールをそれぞれ調整したうえでおこなわれるものだからです。
そのため、やむを得ない事情を除き、当日突然キャンセルをしたり、遅刻をしたりすると相手に良い印象を与えることができません。
やむを得ずキャンセルする場合、少なくとも24時間前までに不動産会社を通じて連絡しましょう。
その際、丁寧に謝罪し、具体的な理由を説明するとともに、可能であれば代替日を提案することが望ましいでしょう。
キャンセルをしないためにも、内覧日時は慎重に選び、確実に訪問できる日程を設定することが大切です。

基本的なマナーを守る

先述したように、居住中の中古マンションを内覧する際は、居住者への配慮をおこない、マナーを守ることが非常に重要です。
なぜなら、居住者の生活と権利を尊重し、良好な関係を維持しながら物件を適切に評価する必要があるからです。
具体的なマナーとして、挨拶をする、写真や動画を撮影は許可を取るといったものが挙げられます。
ほかにも、小さな子どもを一緒に連れていく場合には事前に伝えておく、約束の時間内で内覧を終えることも挙げられます。
事前に不動産会社から内覧のルールを確認しておくことにくわえて、居住者のプライバシーに配慮することを意識しましょう。

必要に応じて許可を取る

居住中の中古マンションを内覧する際は、さまざまな行動に対して許可を取ることが重要です。
なぜなら、居住者のプライバシーと権利を尊重し、トラブルを避ける必要があるからです。
具体的には、写真や動画を撮影するときや収納の様子や設備を確認するとき、滞在時間の延長が必要な場合などです。
許可を得られない場合は、その理由を尊重して行動を控えるようにしましょう。

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まとめ

家主が居住中のマンションを内覧する際は、居住者のプライバシーに配慮しつつ、積極的にコミュニケーションを取ることが重要です。
また、物件の状態や管理状況、周辺環境などについて事前に質問をまとめ、内覧時に売主に適切な質問をすることで、後悔のない物件選びにつながります。
内覧当日は、メモ帳、カメラ付きスマートフォン、メジャーなどの必要なアイテムを持参し、効率的に物件の状態を把握することが大切でしょう。
そのほかにも、居住中の中古マンションを内覧する際は、直前のキャンセルや遅刻を避け、基本的なマナーを守ることが重要です。


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